自分で自分を磨こう
自分で自分を磨いていこうという気がない子は伸びません。

親の教育なんて、これ一点だけでも良いのではないか、これを持たせて社会に出してやることこそ親の優しさであって、ある種義務ではないのか。

ある若者を育てながら、こういう教訓を得ました。。。。。。。。。



(2016年のfacebookより)
より上手く失敗せよ
今までやったことがある。
今まで失敗したことがある。
そんなことは構わない。

もう一度やれ。
もう一度失敗せよ。

より上手く失敗せよ。



サミュエル・ベケット Samuel Beckett
フランスの劇作家・小説家・詩人・ノーベル文学賞受賞者 1906〜1989
音楽は常に流れている時、そのもの。
こんな話を聞いたことがあります。

理解はできないけれども、何となく意味合いはわかります。

「音楽は常に流れている時、そのもの。」

「演奏とは、その時の流れに途中から参加し、途中で抜けていくようなもの。時の流れを途中から借りて演奏する。音楽を自然の流れに返していくように終わる。」
指揮者は心配症
指揮者って、100%心配症だと思うのです。

だから、あきらめましょうね。

心配しなくなったら、指揮者は終わりだと思うのです。
この上に立ったら。。。
(昔書いた記念館の中から)

◎ この上に立ったら・・・ ◎


以前に私が聴講した、ある管弦楽指揮者講習会でのこと。

大学生や大人に混じって、今年吹奏楽部の学生指揮者になったばかりだという可愛らしい高校生が一人いた。どうやら吹奏楽のコースがあることを知らなかったようだ。

しかし彼は、せっかく買った課題曲のスコア(ベートヴェン・交響曲第4番)を家に忘れてきて、講師の先生に借りて講習に臨んだばかりでなく、自ら選んだ第3楽章の第1小節目から早速指揮につまづいた。

(普通なら2つで振る早い8分の6拍子を、3拍子で「イチ、ニィ、サン」と振ったので、オケが入れなかった・・・)

巷ではさほど有名な曲ではないし、吹奏楽にはあまり無いパターンの出だしで難しいことは難しいのだが「この曲のCDとか聞いてみた?」

という講師の先生の質問には「ノー」の答えが返ってきた。この場合、明らかに勉強不足であった。

少し思うところあった講師の先生、その子のそばに寄って指揮台を指差し、少しユーモアを込めた大阪弁で彼にこう告げた。

「ええか、よう聞けよ。この上に立ったらな、生きるか死ぬかや!」

その場にいた人間の半分くらいは笑っていたが、後の半分くらいはなぜか、笑うことができなかった・・・。

[01/06/04]
2023.11.13 15:53 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 未分類

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