指揮者か?指導者か?(その2) ◎ ~読者の言葉


その1を読まれた読者の方から、直後に掲示板にご意見を頂戴しまし た。

何回読んでも素晴らしいので、満を持して転載させていただきます。m (_ _)m

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・・・コラムを拝見してまいりました。


いつも『音楽と演奏について』についてレスをするときは演 奏者としての

視点で見るため、大将氏をはじめとして、指揮者の方には受け入れ られ

にくいかと思うのですが、ご了承下さい(だったら書くなよ、と言 わないで

くださいね(笑))


指揮者か、指導者かというお話をされておいででしたが、プロを除く、

一般バンド、学生、ともすれば音楽学生まで必要なのは指導者のほ う

だと思います。監督か、コーチかというと分かりやすいでしょう か。


僕も人生を少し生きておりますので、何人かの指揮者の方にお会いする

ことが出来ました。その中で、素晴らしい指揮者というのは、素晴 らしい

指導者であると思いました。それはただ、指揮で音楽を操って行こ うと

するのではなく、いい音楽をする道筋を造っていくのが上手な方でした。


勿論タクトさばきで素晴らしい音楽を奏でる方もいらっしゃいます。しかし、

それは奏者がしっかり指揮者の音楽を理解する力がある場合だと思 い

ます。そうでない奏者を相手にする場合は、どういう音楽を目指す のか、

また、どうやったらそういう音楽が出来るのかを指導していくのが 前に立つ

人のすべきことなのではないでしょうか。


「そこ、大きく。短く。高く、低く」

など、指示を出す、聴いた感想を言うのは誰にでも出来ます。注意 を与

えるときに、どうしたらそれが改善されるのか直し方を教えてもら えると、

奏者はかなり助かります。


とまぁ、こんなことばかり書くと奏者ばかり楽をして。。

と言われそうですね(苦笑)

指揮者の皆さん、頑張ってください(笑)

[04/09/03]