◎”水割り”に替えた訳◎
 

その日私は和歌山で仕事だった。店舗の閉店作業だから19時から。

帰宅は深夜の3時過ぎかなぁー、朝6時には起きて吹奏楽部の合宿に

行かなくちゃなーと憂鬱に思っていたら、案外仕事が早く終って、

家には深夜0時前には帰ってきた。

「♪はよかえってきたな~、あ~ほれほれ~!(^_^)」と喜んでネットを

つなぎ、焼酎を”ロック”で2杯!。これが、いけなかった・・・。
 

最近の京都は連日38度という驚異的な暑さ。体感温度では、アフリカ

より暑いんじゃなかろうか?、とさえ思う。夜風さえも暑く、寝苦しい。

普通なら焼酎をロックにしても、すぐに氷が溶けて水になってしまう。

これが気に入らなくて、昨晩、嫌がるカミさんを押し切って、冷蔵庫に

焼酎の一升瓶を入れていたのだった。

「クラシック音楽を聴かせて熟成させた」と銘打つ琥珀色の焼酎。

冷蔵庫から取り出してグラスに注ぐと、気のせいかトロリとした感じで、

しかも氷が溶ける間もなく2杯空になった。濃厚な味わい・・・。
 

その後カミさんの話によると(笑)、俺は布団に横になったそうだ。

そしてトイレに立ち、帰ってこないな・・・と思った瞬間、「ドーン!」

という爆音がしたらしい。
 

気がつくとカミさんが、頭の上で俺の名を呼びながらベソをかいていた。

「・・・んー、ちょっと横になってたんだー・・・」とネボケてる私。

酔いが回って洗面所でひっくり返ったらしい。早く帰ってきたからとはいえ、

京都から和歌山まで車で「時速1○○キロ」で往復してきたのだから、

やはり疲れていたのだろうか・・・。幸い、頭は打たなかったようだ。

右腕も上がる。おぉ、指揮もできそうだ。(爆)

今も焼酎は冷蔵庫の中。しかし今は、”水割り”で飲むことにしている。
 

・・・若者達よ、お酒は20歳になってから。(^_^)
 

[00/08/01]