◎いろはかるたに学ぶ(その2)◎
 

今回も”江戸いろは”から。

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「聞いて極楽見て地獄」(きいてごくらくみてじごく

《意味》聞くと見るとでは、非常に相違があることのたとえ。
 

これを読んでいる指揮者の方、きっと殆どの方がうなずいているはず・・・?

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「門前の小僧習わぬ経を読む」(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)

《意味》日頃見たり聞いたりしていると、教わらなくても、気がつかぬうちにそれを理解して、自分のものに
することができることのたとえ。
 

若いということは、ただそれだけで財産なのでしょう。

「門前のおじさん習わぬ棒を振る」・・・

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「縁は異なもの味なもの」(えんはいなものあじなもの)

《意味》人と人との関係、特に男女の縁は思いがけず不思議でおもしろい、という意。
 

だからネットはやめられません。出会いの連続ですね。

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「良薬口に苦し」(りょうやくくちににがし)

《意味》よく効く薬は苦くて飲みにくい、の意から、人の忠告は聞きづらいが、身のためになるというたとえ。
 

ネット上ではよく、質問をしたり、されたりということが行われている。

私も御多分に漏れず掲示板などによく質問を書き込むのだが、これがなかなか難しい。

質問文の作り方が不十分だと、思ったような答えはまず返ってこない。また質問の

回答に自分への批判が含まれている時、素直に受け入れるのは容易なことではない。
 

人間は質問をする時、あらかじめ『期待する答え』というものを持っているように思う。

“こんな答えが欲しい”という回答のイメージを持った上で質問するのだ。

そして戸惑うのは、自分が期待していた以上の答えをもらってしまった時である。

自分の予測をはるかに上回る、しんどい課題をもらってしまう事だってあるのだ。
 

>人の忠告は聞きづらいが、身のためになる…

ああ、にがいにがい…(笑)

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「ちりも積もれば山となる」(ちりもつもればやまとなる)

《意味》わずかな物事も、それが積もり重なると、高大なものになることのたとえ。
 

”あきらめなければならないこと”は何もない。一歩一歩を大切にしよう。
 

[00/02/12]